倉庫、工場といった設備・施設を、従来工法より低価格かつ短期間で建てられるシステム建築。
一方で、得意領域や設計~施工における提案力、サービスノウハウは建設会社によって異なり、大規模投資になるほど慎重な見極めが必要です。
このサイトでは、システム建築において高いノウハウと実績を持つ建設会社の選び方を解説します。
システム建築はさまざまな建物に対応しますが、用途によってはその特徴を生かしたメリットを得られないケースもあります。そこでシステム建築を有効に活用するために必要な基礎知識をまとめました。そもそもシステム建築とはどのようなものなのか、他の工法との違いや施工にかかる期間、用途別事例などについてご紹介します。
建物の部材を徹底的に標準化することで安定した品質を低コスト・短納期で実現する工法のことをシステム建築と言います。システム建築という名の通り、コンピュータを使って設計から素材、生産までシステム化します。
部材標準化で見積もりが速く、合理的な設計・施工法により現場作業を省力化。またスキルや経験のある熟練工がいなくても安定した品質で作業が可能です。デザイン自由度は高くないのでシンプルな形状の建物に向きます。
建物により変わりますが、在来工法と比較するとシステム建築の価格は3分の2程度。在来工法では180日以上かかるとされる工期もシステム建築では80~90日程度まで短縮できるというメリットがあります。
これはコンピュータにより設計・組立・施工までシステム化されるからで、設計段階で適切な部材や素材を選ぶことで耐久性も高くなり在来工法と同じ30年程度。その他、強度のある部材をベースとしているため耐震性も高いです。
あらかじめ工場で建物を構成するパーツを生産・加工まで行い、その後で現場に持ち込み組み立てるのがプレハブ建築。これに対し、部材を標準化し、コンピュータにより見積もりから生産までシステム化するのがシステム建築です。
どちらも低コスト・短工期が実現できるという点では共通していますが、プレハブ建築は軽量鉄骨で耐用年数が20年程度。工期についても在来工法とシステム建築の中間の120日程度で設計自由度も低くなります。
システム建築の工期の目安は80~90日程度(約3ヶ月)で在来工法の約半分、工期が短いとされるプレハブ工法120日よりも短くなります。なぜこれが可能なのかというと部材が標準化されており手配の手間が要らないからです。
また部材の製造は生産ラインで自動化されており、施工方法も標準化されているため現場で関わる人数や作業量が他の工法に比べると少なくて済みます。部材の標準化により短工期でも強度や品質の高さは確保できます。
システム建築で大きなメリットが得られるのは大型でシンプルな形状の建物です。そのため事例でよく見かけるのは、倉庫や物流センター、工場、大規模店舗・商業施設、介護福祉・医療施設などです。
この中で介護福祉・医療施設は建物の規模が小さめですが、それでも1000坪以上のものが多数。工場や倉庫になると2000坪以上ものも目立ちます。こうした建物は強度や耐久性も求められるので重量鉄骨で組むシステム建築はおすすめです。
工場や倉庫を建てる際、どのような工法を選択するかでコストや工期、建物の耐久性などの機能は大きく変わります。地盤の状態や土地の広さ、要望の建物の形状などによって、適した工法を選ぶことが大切です。
システム建築は自由度が高く耐久性のある点が特徴ですが、テント倉庫は軽量な素材で地盤に負担がなく、工期も短いなどの特徴があります。それぞれの特徴を踏まえ、用途に合わせて選択しましょう。
システム建築は、建築需要の増加や高齢化による人材不足などが影響して、近年注目されている工法です。実際の調査結果から、これからも市場規模はますます大きくなっていくと考えられています。耐久性が高く、柱を設置せず広い空間が確保できる工法として、工場や倉庫をはじめとして病院やオフィスビルなどさまざまな建築物に利用できます。これから建物を建てようと考えている際は、システム建築がおすすめです。
システム建築は、平屋だけでなく2階建ても建てることができます。一部だけ2階部分を建てる方法と1階と同じ面積を2階部分に設ける総2階と呼ばれる方法の2つがあります。2階建てにすることで、限られた敷地が有効活用でき、階ごとに用途を分けやすいのが特徴です。
システム建築は、大規模な工場・倉庫を建築する際、コストを抑えながらも耐久性の高い建物が建てられる、という点が特徴です。システム建築以外にも工場や倉庫を建てるための工法はあります。その他の工法と比較してどのような特徴があるのかを踏まえ、システム建築の価格についてチェックしてみましょう。
システム建築の倉庫や工場には建物としての耐用年数が定められていますが、メンテナンスをしなくてもよい年月、というわけではありません。最低でも10年に1度はメンテナンスを行い、長く活用できるような対応が求められるでしょう。
システム建築は、高い品質の建物を低いコストで建てられることから注目されている工法です。特に大規模な倉庫・工場、事務所や施設などに用いられています。これから建築を考えている建物は、システム建築に適している建物であるかどうかをチェックし、適した工法を選択しましょう。
システム建築の主な用途としては、倉庫、工場をはじめ、介護福祉施設・医療施設が挙げられます。設備・施設規模が大きいほど、コストメリットを得られるのがシステム建築の特徴ですが、用途によって求められる機能も変われば生産プロセスも大きく異なるので、建築においては専門的な知見やノウハウが必要になります。
建物用途別に「実績」「提案力」「サービス」の観点で、信頼できるシステム建築業者を選定しました。特に大規模なシステム建築において投資対効果を高めたい担当者は、業者選定の参考にしてください。
「システム建築」で検索上位20社および、「横河システム建築」「日鉄物産システム建築」「JFEシビル」加盟各社の各公式サイトにおいて、「倉庫」「工場・製造ライン」「介護福祉・医療施設」の各用途で、中四国における延床面積1000m²以上のシステム建築実績が豊富な建設会社より、設計・施工やアフターメンテナンス・フォローの記載が充実している3社を選定(2022年7月25日公式サイト調査時点)。
*2022年9月30日公式サイト確認時点(参照元:「シルバーエイジ研究所」https://www.daiwahouse.co.jp/business/silver/about/)
*横河システム建築のyess建築の施工面積ランキングで中国四国エリア10年連続第1位 (2010〜2019年度)
「倉庫」「工場・製造ライン」「介護福祉・医療施設」の各領域で、信頼できるシステム建築業者を詳しく解説します。
設計施工を一括で行うデザインビルド方式でニーズに添う柔軟性+短工期・ローコストを実現
中四国でYess建築施工面積10年連続 第1位(※)と、高い実績・知名度・信頼性を誇る建設会社。
事業の立ち上げから運営まで一気通貫して倉庫・工場建築に特化したコンサルティングを行うのが最大の強み。社内に設計事務所を有し、設計段階から柔軟な提案をすることが可能です。建築後のフォローも手厚く、専門のメンテナンス部門による迅速な対応が期待できます。
実績
技術力と地域密着型で
倉庫建築の実績が豊富
横河システム建築と技術提携し、鋼構造技術を生かした高度な施工を短工期・低価格で実現可能です。また愛媛県四国中央市を中心に中国・四国エリアで営業展開し、用地取得から地権者、行政機関との調整まで対応。そのため倉庫建築の実績では四国で高い実績を誇ります。
提案力
9割が自社設計で
ニーズに合わせた提案
久保組は、昭和63年に一級建築士事務所として登録。意匠設計だけでなく構造設計や設備設計も行っており、手掛ける建物の9割が自社設計。測量や地盤調査を綿密に行った上で、顧客ニーズを踏まえた設計プランを提案しており、施工力だけでなく設計・提案力にも優れています。
サービス
事業パートナーとしての
アフターフォロー体制
建設業をサービス産業と捉える久保組では、建物の引き渡しからが本当のスタートという考え方です。専門のメンテナンス部を有し、アフターメンテナンスから事業拡大まで相談できるパートナーとして長期フォローできる体制を整備。その結果、95%という高いリピーター率を誇っています。
愛媛県の新居浜を拠点に、運送・物流・倉庫業を中心に事業を展開する渡部物産株式会社の本社第7倉庫棟を建築。建物は、幅61.2m x 奥行93.6m のカスタムタイプです。独自の鉄骨構造により、在来建築に比べて広めの間隔を適用。柱・梁の施工本数を減らすことで、コスト・工期面で大きなメリットを実現しています。
輸送業務をはじめ、物流センター業務などを展開する関西陸運株式会社の第二倉庫を建築。建物は、長さ64.6m x 奥行46.2m の屋根棟位置に室内柱を1列設けたカスタムタイプです。屋根流れ形式で、庇梁を支えるポストを必要としない大庇が特徴のひとつ。長手方向の鉄骨主柱間隔は、7.2m間隔と広めです。
徳島市東沖洲のマリンピア産業団地内にあるロジスティクスセンターです。建物は、長さ81.6m x 奥行31.6m のカスタムタイプ。2階が事務所で、1階には一部定温倉庫を設置。平屋の倉庫エリアの長手方向の鉄骨主柱間隔は、8.1m間隔をベースに、6.3m、6.4m、7.2mを一部使用しています。
パラレルモノフレームシステムにより
建築設備のフレキシビリティを確保
国内有数のゼネコンとして、高い知名度と実績を誇ります。大規模工場・製造ライン建築においては、独自のパラレルモノフレームシステムを採用。無梁部分を活用することで、可変性に富む整形な生産空間の確保を実現します。CFT構造併用により、大スパン構造にすることで、階高の縮小化(コストダウン)も達成可能です。
実績
国内先進事例となるような
工場・製造ラインを建築
大手ゼネコンとして、これまで国内大手の製造ラインや、高い省エネルギー性と生産性を両立させた次世代工場などを手掛けてきました。中四国エリアにおいても、インフラ関連製品の製造工場、大手製薬製造ラインなど、豊富な実績を誇ります(2022年9月公式サイト調査時点)。
提案力
建築・設備を統合し
可変性のある提案が可能
工場などダクトや配管が多い生産施設については、建築・構造と設備を適切に組み合わせて統合したパラレルモノフレームシステムを採用しています。可変性に富む整形な生産空間の確保が可能で、CFT構造との併用により、フレキシブルな大スパン構造を実現。コストメリットも高めています。
サービス
ICTを駆使したノウハウで
利用者利便性を向上
清水建築はこれまでの実績とノウハウを結集し、ICTソリューションを提供。ビルマネジメントシステム、ファシリティマネジメント、セキュリティ、再生可能エネルギーの利用と連携などに関して、シームレスなワンストップ・サポートを提供することで、高い利便性を実現します。
直線的な廊下で既存の建物とつなぎ、一体化させた改築工事の事例です。設計期間5カ月、施工期間11.5カ月という短期間。さらに工場を操業させながらの工事であったため、人と車両の動線調整するのに工夫が必要となりました。工事期間中に計8回もの中間検査をクリアし、無事に竣工を迎えています。
自動車のキーデバイスとなる、トランスミッションパーツの生産増強に対応する工場の増築です。自然採光を取り入れ、第3種換気がより効果的に機能するように計画することで、工場内の環境条件を高めました。基礎工事・鉄骨工事は、冬季の厳しい条件下で行われましたが、無事完工できました。
水インフラを支えるポンプ製造工場の建築事例です。処理、排水処理、膜ろ過浄水処理などの大型製品の組み立てに対応。さぬき浜街道からの見栄えを考慮し、明り窓とグレーのボーダーの特徴的なデザインで、地域のシンボルにもなっています。
実績ある住宅メーカーならではの
デザイン性が高いシステム建築を提供
大和ハウス工業の創業理念「建築の工業化」から生まれたシステム建築は、これまでの建築実績で培ってきた外壁・躯体・免震技術に改善、改良を加えたオリジナル工法。施工の省力化や工期短縮の実現をはじめ、防火性や断熱性などにおいて優れた性能を発揮するとともに、素材やデザインの美しさにも配慮しています。
実績
医療・介護・福祉を支える
システム建築で高い実績
高齢化や人口構成変化に対応するため1989年にシルバーエイジ研究所を発足。医療・介護・福祉領域のソリューション事業に注力し、中四国はじめ国内の介護福祉・医療施設におけるNo.1ディベロッパーとして、未来に向けた街づくりに貢献しています(2022年9月公式サイト確認時点)。
提案力
入居者満足を高める
柔軟なデザイン設計を実現
創業理念である「建築の工業化」から生まれた大和ハウス工業のシステム建築は、自社工場での部材製造から設計・施工まで、ワンストップで行う点が大きな特徴。プレハブ住宅メーカーとしての実績とノウハウをいかし、外観デザイン、空間デザインにおいて、柔軟な設計を実現しています。
サービス
24時間緊急時の対応と、
長期フォロー体制を完備
プランニング段階からメンテナンスを考慮した設備を採用するほか、竣工後は6ヶ月目・1年目・2年目に定期訪問を実施。必要に応じて改修提案も行います。また、24時間コールセンターを設置しており、緊急時にも速やかに対応。継続的なフォローを提供できる体制を完備しています。
地域交流センターや訪問看護ステーション、ヘルパーステーションなどを併設した施設の建築事例です。機能性とコスト面、短工期を両立したシステム建築商品「ダイワエスプラス」を採用。外観・内観は徳島名産の藍染をモチーフにしたデザイン、玄関ロビーには利用者視点で収納可能な椅子を設置するなど、創意工夫を凝らした設計です。
コスト・工期・品質のバランスを備えた「ダイワエスプラス」による高齢者福祉施設の建築事例です。特にコストパフォーマンスの高い2階建てを採用し、入居者満足と運営効率化を実現しています。
福祉・医療施設などに適した「ダイワステップ」を採用。建物に使用する部材については、「準耐火建築物」として法令で定められた性能・技術的基準をクリアしています。さらに断熱材を標準仕様とし、冷暖房効率を高め、優れた居住性を実現。外壁材には、温かみのある窯業系サイディングを採用しています。
設備投資規模が大きいほど、慎重に検討すべきなのが建設会社選びです。チェックポイントとしては、用途別の実績、設計~施工における提案力、そしてアフターフォローを含むサービスです。それぞれについて、詳しく解説します。
規模や建物形態レベルの類似事例が豊富にあること
建設会社におけるシステム建築実績は、まさに実力の証でもあり、選定段階で最も重視したい検討項目のひとつになります。ここで留意したいのは実績の「量」だけではなく「質」。具体的には、依頼したい地域レベル、規模レベル、設備・施設形態レベルに注目して、参考となるような建築実績があるかが重要なポイントになります。
用途や土地形状に応じた柔軟な提案ができること
設備・施設の稼働効率や、利用者満足を高めるうえでポイントとなるのが設計です。設計~施工をワンストップ対応できるノウハウを持つ建設会社であれば、より柔軟な提案が期待できるでしょう。また、用途地域による用途制限が課題になるケースでも、専門性の高い知見を持つ建設会社なら、土地探しの段階から提案を依頼できる場合があります。
メンテナンスや拡張・増築に迅速な対応ができること
建物が完成するまでの対応だけでなく、完成後のフォローやアフターサービス体制も重要なチェックポイントです。倉庫や工場、各種施設は継続的なメンテナンスが必要になるほか、事業拡大に合わせて拡張・増築を行うケースもあります。建設会社によっては、専門のメンテナンス部門を備えている場合もあり、迅速かつ付加価値の高い対応を提供しています。
システム建築業者にも得意・不得意があり何を建てるのか、用途によって依頼先を慎重に選ぶことが必要です。そこで、中国・四国エリアにおいてシステム建築による建物を検討中の方に向け、1000坪以上のシステム建築実績がある業者をピックアップ(2022年7月25日時点)。各社の実績やサービスの特徴、プラン内容、建築事例などをご紹介します。
建設業をサービス産業と捉え、提案型による事業展開を推進。ローコスト・短工期・大空間を実現するシステム建築を活用し、倉庫や工場、大型店舗に多くの施工実績があります。
大手ゼネコンとして建築・土木事業だけでなく、エネルギー・プラント事業も手掛けます。建築・構造と設備を統合したパラレルモノフレームシステムを大型建築に導入しています。
全国展開する大手住宅総合メーカー。プレハブ住宅のノウハウを活用し工業化建築にも対応。設計・施工・メンテナンスまで一貫体制で環境対応型工場・倉庫を手掛けています。
昭和34年創業で岡山県内に4支店を設置し、地域密着型の事業を展開。一般住宅はもちろん工場、倉庫、事務所、商業店舗まで幅広く、家屋補修ボランティア活動もしています。
岡山に本店を置き土木・建築・不動産開発事業を全国展開する総合建設会社です。マンションなどの住宅や生産・物流施設、医療・福祉施設、宿泊施設など幅広く対応しています。
地域密着型の総合建設会社として香川県で事業を展開。注文住宅から公共施設、商業施設、社寺仏閣、工場・倉庫まで対応範囲が広く、土地売買など不動産事業でも実績があります。
香川エリアを中心に官公庁・学校建築、オフィスビル、工場まで対応する土木・建築会社。営業から設計、施工、管理まで一貫体制で品質にこだわった建物づくりを行っています。
土木・建築・環境ソリューションの3つを事業の柱とする総合建設会社です。大阪本社ですが九州から東北まで全国に支店を配置し、倉庫や庁舎、文化施設など幅広く対応します。
昭和3年創業の総合建設会社で、土木・舗装や建築事業を通して地域社会に貢献。無柱大空間工法など新技術を積極採用し、学校や工場、スーパーなど大型建築も手掛けます。
1957年創業で高知の戦後の復興のために建設業をスタート。住宅・マンションから公共事業まで幅広く手掛け、災害に強く安心できる「カノウ品質」にこだわっっています。
鳥取県を中心に建築・土木工事・内装仕上げなどを手掛ける総合建設会社です。システム建築では大型スーパーや市場などの商業施設や工場、倉庫などに施工実績があります。
大正10年創業の企画から設計・施工まで一貫して対応できる総合建設会社です。高品質の施工やアフターサービスが強みで倉庫・工場や学校、文化施設等の施工実績があります。
昭和29年創業の島根の総合建設会社。土木工事と公共施設、工場、店舗、住宅などの建築を中心に営業展開。ソーラーやアグリ事業など新規事業進出にも力を入れています。
地域密着型の事業を展開する島根の建設会社。学校・病院、店舗などの建設や各種土木工事に対応しており、システム建築は法人向け事業用建築事業として企画から提案します。
「夢、まち、人づくり」をスローガンに鳥取地域に根ざした事業展開を1958年から続ける建設会社。1級建築施工管理技士が多数在籍し大規模建築の実績も豊富にあります。
木造住宅から鉄骨を使用した倉庫、オフィスビルの建築まで幅広く対応する工務店です。店舗、工場などジャンルを超えたニーズに対応し、耐震性を備えた設計・施工が可能です。
明治15年創業で土木請負業からスタートし現在は県内の大手建設会社になるまで成長。地域に根ざした事業展開でインフラ整備から事務所・倉庫などの大型建築まで対応します。
鳥取を中心に住宅から公共事業、店舗・社屋まで幅広く対応する総合建設会社です。地域社会に貢献するという姿勢で、学校や工場・倉庫など大型施設の実績が豊富にあります。
鳥取市を拠点に昭和6年から土木工事、建築工事を営んできた総合建設会社です。官公庁舎や学校、スポーツ施設など大型建築に強く、新工法・技術にも積極的に対応しています。
1915年に「松本組」創業からスタートした総合建設会社。文化財保存からシステム建築の工場建設まで幅広く手掛け、持続可能な環境配慮型社会の実現にも取り組んでいます。
島根県を本拠地とする総合建設業で鳥取、広島、福岡にも営業展開。「yess建築」のビルダー加盟店としてシステム建築にも積極的で、大型施設の建築実績が豊富にあります。
島根県を中心に土木・建築事業を展開する建設会社です。学校・保育園、工場、港湾・漁港改良まで幅広く対応し、工場・倉庫ではシステム建築採用の実績があります。
岡山県を中心に営業展開する総合建設会社。住宅の他にビル建設や商業施設、工場、公共施設の建築は特建工事事業として対応し、システム建築を採用した実績も数多くあります。
大正2年創業の建築会社です。土木、建築、不動産の3つがメイン事業で、大型店舗や配送センター、社屋などを建てる際にシステム建築を採用。土地の提案から行っています。
「地元・総社に根差した街づくりに貢献する」がモットーの土木・公共事業や住宅建築を手掛ける建築会社。システム建築事業にも積極的で工場・倉庫に採用しています。
昭和20年創業で個人からスタートし、現在は公共施設やビル建築など地域密着型で愛媛県内に3拠点で営業展開。工場・倉庫などの大型建築物は建築事業部で対応しています。
昭和27年創業の総合建設会社。店舗開発、不動産開発、公共工事、太陽光発電などの大型案件に対応し地域社会に貢献。住宅用地や商業用地など土地売買の相談もできます。
岡山を本拠地に地域密着型で展開する建設会社です。システム建築を使った店舗・工場、庁舎などの大型施設だけでなく土木工事やマンション、戸建住宅まで幅広く対応します。
総合化学工業メーカー・トクヤマのグループ会社で山口エリアを中心に建築・土木・造園事業を展開。事務所、店舗、工場建屋などでローコストなシステム建築を採用しています。
1955年の創業以来、高知県を中心に活動してきた建築会社。建築・住宅・デザイン&リノベーションの3つを柱にした事業展開で、アフターメンテナンスにも力を入れています。
株式会社万建設興業は、栃木県に本社を構えている建設会社です。工場や倉庫といった大型のシステム建築を得意としています。自社設計・自社チームでしっかりとバックアップしながら、スピーディーな建築を行っています。
大型膜建造物のシステム建築を行っている会社です。世界で唯一の技術研究所を保有しています。さまざまな設備を用いた開発・分析・評価を行いながらお客様のニーズにマッチするシステム建築で建設を行っています。
1966年に創業した株式会社ナガワは、工場・倉庫・スポーツ施設・店舗などさまざまな建物の大スパン・低層建築に対応している会社です。システム建築に関しては、自由設計・大空間・短工期・環境性能という4つを大きなメリットとして、お客様のさまざまな要望に対応しています。
株式会社前田組は、広島県に本社を構え、神戸にも営業所をもつ会社です。システム建築はローコストでスピーディー、さらに大空間を叶えるyess建築を採用。倉庫・工場をはじめとして多くの施工実績があります。
yess建築の設計・施工・アフターメンテナンスまで一貫してサポート。専任担当者によって建築士法も含んだ法律・建築に関しての相談にも対応しています。施工はもちろん、アフターフォローにも力を入れているのが特徴です。
岩村建設株式会社では、ローコスト・短納期・高い品質・大空間というyess建築の4つのポイントを活かした建築を提供しています。公式HPで実績やプランの一例が記載されており、実際に建築する場合のイメージもわきやすいです。
上垣組では「低価格」「短工期」「高品質」「大空間」の4つの特徴を実現するシステム建築づくりを目指しています。公的機関や自治体からの依頼も多数経験してきた企業です。
西部建設株式会社のシステム建築では、「yess建築」を採用して、低コスト・短納期ながら高品質・大空間の建築物の建設を目指しています。
新興建設株式会社は、yess建築によるシステム建築とユーミーマンション・デザイナーズ住宅の建設を主要事業としており、工場・倉庫・スポーツ施設の建設経験があります。
大阪に拠点を構え、創業以来幅広い事業展開を行ってきた会社です。システム建築に関しては工場・倉庫・店舗・スポーツ施設など大スパン空間を叶える建築を行っており、多くの施工実績があります。
さまざまな依頼に対応できる幅広い業務内容が特徴の菅工務店。短納期・低価格・高品質・大空間が叶えられるyess建築によるシステム建築を手掛けており、倉庫・工場・店舗など多くの施工実績があります。
システム建築「NISSSEI V SPAN-S」をはじめとして、プレハブハウスやユニットハウスの建築・設計・施工などを手掛けています。コスト低減や工期短縮効果が期待でき、無柱での大空間も叶えられるシステム建築は、全国40カ所の拠点で幅広い地域をサポートできる体制が整っています。
日鉄エンジニアリングは、自社で独自開発をしたスタンパッケージと、スタンパッケージを基に培ってきた鋼構造技術と融合させたNSスタンロジをシステム建築として提供しています。
大石建設は、大正10年に創業して以来価値のある建物作りを行ってきた会社です。システム建築はyess建築のビルダー加盟店として、倉庫や流通センター、スポーツ施設などを用途に合わせて提供します。
奈良建設は、本社を横浜市内に構え、東京・大阪・仙台と拠点をもつ建設会社です。人と自然が調和した豊かな生活環境を叶えるために、yess建築の加盟店として規格型とオーダーメイド型でシステム建築に対応しています。
京都府に本社を構え、システム建築を中心としてまちづくり・ものづくりにおける幅広い事業を展開している会社です。システム建築ではyess建築のアクティブビルダーとしての受賞経験もあり、豊富な実績があります。
株式会社野田建設は、岐阜県に本社を構えている建築会社です。yess建築でのシステム建築を取り入れており、コスパ建築として愛知県や岐阜県を中心として中部エリアで事業を展開しています。他では真似できないような低価格を叶え、オーダーメイド感覚でのシステム建築が提供可能です。
蜂谷工業株式会社は、建築・土木・塗装・環境設備・リニューアルの分野で技術を提供している総合建設業の会社です。システム建築では工場や倉庫、スポーツ施設などを手掛けています。時代のニーズに合わせたサービスを提供しています。
都市空間のインフラ整備に貢献するための建築事業や土木事業、そして個性的な生活空間を想像するハウジング事業を事業内容としている会社です。地域密着型の企業として地元から多くの信頼を得ています。建築バリエーションも豊富です。
三重県で長年にわたってyess建築ビルダーとして歩んできた株式会社杉本組。企画から引き渡しまで、責任をもって対応しています。
大之木建設株式会社は、地域貢献や環境への取り組みを行いながら、総合プロデュース業として要望に従った建築を行うために、設計からアフターサービスに至るまでトータルサポートを行っています。倉庫や工場などの施工実績があります。
建築・土木・住宅分野と幅広く事業を手掛けている安藤工業株式会社。yess建築によるシステム建築で、住宅から公共機関に至るまでさまざまな建築物の施工実績があります。
提案型建築技術集団として、ひとつひとつの建築物に一切妥協することなく、誇りをもって取り組んでいます。TADシステムではシステム建築を活用してローコスト建築を可能としています。
株式会社吉川工務店は総合建設業を事業内容として、さまざまな種類の建築物を手掛けてきました。システム建築はyess建築を採用し低コストで品質の高いシステム建築を叶えます。
中四国エリアに営業拠点があったり、実際にその地域で倉庫や工場などのシステム建築の実績がある会社をリサーチしました。古くからその地域で活動する工務店から全国展開する大手ゼネコンまで会社の規模はさまざまで得意分野も異なります。自社が求める用途に対応できる業者を選ぶための参考情報として是非ご活用ください。
地域密着型の建設会社からハウスメーカー、ゼネコンまで香川でシステム建築の施工実績がある会社は幅広くあります。建築事例として紹介しているのは倉庫や工場の割合が高いですが事務所や商業施設も対応可能です。
希望する建物の実績があることも重要ですが、それに加えて設計から施工、受け渡しまでの流れや、土地情報にも明るい、アフターメンテナンスに力を入れているなどシステム建築以外のサービスの幅にも注目しましょう。
このエリアには工務店から建設会社、大手ハウスメーカーまで建築実績がありますが、営業拠点や支社などは隣接する県にあり、システム建築の対象エリアとして愛媛が入っているケースも見受けられます。
用途によって依頼するのに業者は変わりますが、完成後も増築や拡張する可能性があったり、同様の建物を順次増やすような計画がある場合は地域に根ざし、土地などの相談も含めパートナーとしてフォローしてもらえた方が助かります。
このエリアに営業拠点を置くシステム建築業者はそれほど多くありません。その代わり建築実績がある業者は、高知エリアで長年営業を続けているところが多く、地域特有の事情や太いパイプを持っている可能性が高いです。
倉庫や工場など大型の建物は施工技術だけでなく、その土地の情報にも詳しい方が安心です。耐久性が高いのがシステム建築の特徴の一つですが、メンテナンスも必要になるためサポート体制も重要なポイントです。
徳島エリアでシステム建築に対応している業者はゼネコンと工務店に大きく分かれ、全体として数はあまり多くありません。建築事例は古くからある工務店は倉庫や物流センター、ゼネコンは特別な用途での施設に対応しています。
このようにシステム建築業者にも得意とする分野や強みなどに違いがありますので、規模が大きい会社だからよいだけでなく、どういった分野に多くの実績があり、どの程度ノウハウ・経験の蓄積があるかも大切です。
倉敷があるこのエリアは、創業が古く文化財保存から学校、工場建設、公共事業まで幅広く対応し、建築のノウハウ・経験を積む業者が存在します。建築事例も工場・倉庫だけでなく大型店舗など商業施設もよく見受けられます。
システム建築は用途によって設計内容は変わりますし、業者ごとに得意分野も異なりますので実績が重要です。このエリアは地域密着型の業者も多いので建てた後のフォローやメンテナンス体制についても確認しておくと安心です。
中国地方の中心地として古くから産業が栄えた広島では全国展開する大手ゼネコンから地域密着の建築業者まで営業窓口や拠点を設置しており依頼する側としての選択肢の幅が広く、システム建築の相談がしやすいです。
各業者の建築事例も倉庫や工場はもちろん、市民センターやディスカウントストアなど大型店舗なども確認できます。業者選びの際は用途に応じて各社の実績をチェックし、どの分野が得意なのかを見極めることが重要です。
山陰の大阪とも呼ばれる米子市がある鳥取エリアには本社や営業所など拠点を置くシステム建築業者も多くあります。また島根県とも隣接しているため、島根・鳥取の両方を営業エリアとする会社も目立ちます。
道路・河川などの土木工事をメインとしつつ工場・倉庫の実績があったり、大型スーパーなどの商業施設の建築に強いなどそれぞれ特徴があります。何を建てるのかによって選ぶべき業者も変わりますので各社の違いを確認しておきましょう。
このエリアのシステム建築業者は「地域社会への貢献」を掲げるような地域密着型の割合が高くなっています。鳥取と営業エリアを兼ねている業者もありますが、地域に根ざした営業を長年続けてきたことには変わりありません。
工場・倉庫などを建てる際は建築技術はもちろん重要ですが、地元の気候や環境に合わせた設計力と提案力が大切です。建てた後のメンテナンスや将来の増築などを相談しやすい業者を選ぶことが重要ポイントです。
このエリアを営業対象としているシステム建築業者はあまり多くはなく、どちらかといえば大手の建設会社が目立ちます。そのためグループ会社などのバックボーンもしっかりしている安心感があります。
設計・施工・メンテナンスまで一貫体制で、対応する事業範囲も広いので、倉庫や店舗を建てること以外の相談も可能。本社は別エリアでも営業所を山口に設置している業者もあるため、施工実績などを確認しておくことをおすすめします。
システム建築業界を代表するメーカー3社(横河システム建築・日鉄物産システム建築・JFEシビル)の特徴や商品の違い、加盟店数など概要をまとめました。
yess(イエス)建築というブランド名で加盟店数が1,300社以上あるシステム建築メーカーです。独自システムにより1ミリ単位でフレキシブルに設計対応が可能です。
加盟店数が約1,500社にも上るシステム建築メーカー。旧住友金属工業が母体で親会社の日鉄物産からもサポートを受け経営も安定。元請けは行わず発注パターンを選べます。
JFEグループの総合建設メーカーで、1970年にアメリカのシステム建築・メタルビルを日本に導入。レイアウトや動線などの自由度が高いクイックメタルもあります。
建築基準法のポイント、用途地域と倉庫の関係など、システム建築を利用して倉庫を建てることを検討している担当者が、知っておくと役に立つ基礎知識についてまとめました。
営業倉庫は建築基準法に従う必要があります。建築基準法上で倉庫は特殊建築物に当たり、用途に供する部分の床面積が100㎡を超えるものと定義されています。防火上の構造制限として1,500㎡以上は準耐火建築物、3階以上の階が200㎡以上で耐火建築物であることが求められ、3階以上は開口部設置も義務付けられます。
13エリアある用途地域の中で倉庫を建築できるは準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域の6つです。地域内でも市区町村ごとの地区計画や特別用途地区などにより倉庫業を規制していたり、床面積の制限がある場合があり、危険物の保管は構造や延床面積の規制があるので注意が必要です。
多額の費用がかかる倉庫建築において、国や地方自治体が運営する補助金が利用できればコストを抑えることができます。倉庫建築を前面に出した補助金は少ないですが、何らかの目的のための設備投資補助に倉庫が含まれるケースは多いです。補助金支給の条件はそれぞれ異なりますので公式ページでの最新情報の確認が重要です。
倉庫を建てるのに適した土地かどうかは地耐力の数値を地盤調査によって算出する必要があります。用途にもよりますが軟弱地盤には倉庫の建築はできず、地盤改良工事が必要になることもあります。地盤調査にはボーリング・標準貫入試験など専門の知識・技術が必要なためすべて一貫して任せられる業者に依頼するのが安心です。
倉庫の全構造平均の坪単価は43.0(万円/坪)で、構造別割合は鉄骨造が77%と最も高くなっています。鉄骨にも種類があり同じ構造でも金額に地域差があるので平均坪単価はあくまで目安です。なおシステム建築は部材を標準化し設計、施工までコンピュータでシステム化するため目安ならオンラインで簡単に見積可能です。