ここではシステム建築業界を代表するメーカー3社(横河システム建築・日鉄物産システム建築・JFEシビル)の特徴や商品の違い、加盟店数など概要をまとめました。
横河システム建築 | 日鉄物産システム建築 | JFEシビル | |
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加盟店数 | 1,300社以上 | 約1,500社 | 約230社 |
基礎工事の施工 | 記載なし | 商品ごと独自基礎 | 一柱一杭基礎 |
得意とする建設 | オーダーメイド感覚のシステム建築 | 自由設計型システム建築 | デザイン自由度の高いシステム建築 |
システム建築はメーカーと建築業者がタッグを組んで進められます。そのためメーカー側は全国に加盟店(ビルダー・会員)を数多く抱えることで実績を重ねていき、現場からのフィードバックから新たな商品を開発します。
そのため倉庫や工場のシステム建築を業者に依頼する際は、どのメーカーの加盟店になっているか、基礎から完成まで一貫体制で施工可能か、設計の柔軟性や自由度などをポイントに選ぶことが重要です。
鋼構造物の技術を前身の会社から受け継ぐシステム建築メーカー。yess(イエス)建築というブランド名でフレームシステム・ルーフシステム・ウォールシステム・アクセサリーの4つで構成され累計約1万棟の実績があります。
低価格ながら意匠性が高いのが特徴で、独自システムにより1ミリ単位でフレキシブルに設計対応が可能。オーダーメイド感覚で倉庫や工場などの大型の建物のシステム建築ができる体制が整えられています。
旧住友金属工業を母体とする会社。そのため安定的に鋼材が供給され、スピーディーな調達と高い品質を確保。また親会社の日鉄物産からもサポートが受けられるので経営面が非常にしっかりとしています。
商品は平屋専用型、規格進化型、自由設計型の3つのラインナップが用意され、用途・目的に合わせて選べます。システム建築の注文に際し元請を行っておらず、発注パターンも依頼主の事情に合わせ設計事務所や施工会社と契約できます。
JFEグループの総合建設メーカーです。1970年にアメリカのシステム建築を「メタルビル」として日本で初めて導入。工場、物流倉庫、店舗、事務所の建築で採用し、これまでの実績は1600万平方メートル以上です。
またレイアウトや動線など自由度の高いデザインが可能でサブシステムとしてクイックメタルを用意。徹底した規格統一化・標準化によりプラモデル感覚でシステム建築を進めることができ短工期のニーズに応えています。
建物用途別に「実績」「提案力」「サービス」の観点で、信頼できるシステム建築業者を選定しました。特に大規模なシステム建築において投資対効果を高めたい担当者は、業者選定の参考にしてください。
引用元:https://www.kubogumi.com/
引用元:https://www.shimz.co.jp/
引用元:https://www.daiwahouse.co.jp/business/industrial/
「システム建築」で検索上位20社および、「横河システム建築」「日鉄物産システム建築」「JFEシビル」加盟各社の各公式サイトにおいて、「倉庫」「工場・製造ライン」「介護福祉・医療施設」の各用途で、中四国における延床面積1000m²以上のシステム建築実績が豊富な建設会社より、設計・施工やアフターメンテナンス・フォローの記載が充実している3社を選定(2022年7月25日公式サイト調査時点)。
*2022年9月30日公式サイト確認時点(参照元:「シルバーエイジ研究所」https://www.daiwahouse.co.jp/business/silver/about/)